十五番道路に逃げることにした。
そのとき、ロケット団のやつらが周囲にいた。 見つかってしまった。
ゲクスが「おい、逃がさないぞ」と言い、オリと縄を持ってこちらに近づいてきた。
今テレポートで十五番道路へ逃げようとテレポートのかまえをしたら、
グレノやリヅコらに取り囲まれ、これまでかと覚悟を決めた。


そのときに、オレンジ色の髪の女を見た。 その女は景色に見とれていたかと思ったら、モンスターボールを手に持った。
またひどいことをされるかもしれない。 ぼくはまたテレポートのかまえをした。
ぼくがそういうふうに思って神経をとがらせたとき、その女はフシギソウを出して、
このように言ってロケット団のポケモンを攻撃し始めた。
「このケーシィに手を出すな! オレがお前達をこらしめてやる!」と言って、
「いけ、リリア! たいあたりだ」 「リリア、はっぱカッターだ!」


その女はあまり時間がたたないうちにロケット団のポケモン達を倒した。
グレノやリヅコたちは「こいつ、強いぞ! 他の団員たちから聞いてはいたが、まさかこんなに強いとは! 
くそー、こうなったら!」とグレノらは言い、その女をふっとばそうと手を突き出してきた。


そのとき、茶髪で長髪で髪を藍色のゴムでしばった男が、リザードと一緒に現れた。
リザードが叫び、続いてその男が「オレの友達とこのケーシィに手を出すな!」と大声で叫び、
警察がやってきて、リヅコらは網で抵抗する。